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ウクレレ |
プルメリア |
■ハンドメイドウクレレ |
現在お持ちのウクレレのグレードアップ、音を良くする、また、修理をしたい方はご連絡下さい。ウクレレに関することは何でもお気軽にご相談下さい。商品についてのお問合せ・ご注文。また、修理・在庫等については“お問合せメール”にてお願いします。
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●PAHOA漆塗りオリジナルウクレレ価格 |
ソプラノ |
\157,500〜
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コンサート |
\178,500〜
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テナーギアペグ使用 |
\210,000〜
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■漆(うるし)の特徴
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漆は木地に浸透しますので、木の気泡をつぶさないため、音がこもらずクリアーです。また、漆の最大の特徴は、湿度により硬化し、木に自然の保護まくを作り木の呼吸を止めません。このような漆は日本の梅雨から夏の湿度の高い時季や冬の乾燥期など、一年を通じて最高の音を楽しめます。漆塗りのウクレレぜひ一本あなたの手元に置いてください。
オーダー、在庫等については“お問合せメール”よりお願いします。 |
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■ウクレレと漆(うるし) |
漆は植物から得られる、天然樹脂で、ウルシオールと酵素が空気中で化学反応を起こし重合硬化する自然が創り出した高分子材料です。その塗膜は硫酸・塩酸・王水に対して無変化の対薬品効果。木に対しては防腐・防虫・防水・抗菌効果。鉄に対しては防錆などの効果が得られます。日本の過去の製品の出土状況では9000年前の縄文時代前期まで遡る事ができます。一方漆は紫外線に弱く長年にわたり紫外線を吸収するとウルシオールの重合物が分解され、白色の曇りがでるチョーキング現象が起こります。ラッカー、アクリル、などの塗料も紫外線に対してはそれぞれの変化が起こりますし、木の呼吸を止めてしまうという点では、木質の変化も起きてしまいます。漆製品を作る場合、漆の塗料特性と接着特性を生かし何層もも塗り重ね、上部の塗膜を下部の塗膜が補う自己再生型塗装に仕上げるのが一般的です。ウクレレなど楽器に漆塗装する場合は、接着硬化・効果を生かし、木に充分に漆を吸わせる木固工程と防腐・防虫・防水・抗菌効果を生かした薄い塗膜が効果的です。それぞれの木の特質を生かし、質量を下げ、強度を上げる事がよりよい音を作り上げる為には必要な事だと思います。 |
時蔵工房では完成品の塗装直し、制作者の皆様には未塗装の状態での塗装加工、製材、木取り後の完成時内側になる部分の塗装木固加工を行っております。 |
よりよい音作りの一助となれば幸いです。 |
■ウクレレと漆(その2) |
漆と接着剤について
漆は元々が樹液の為、木に対する吸い込みが非常に強く、漆が硬化するまで、木は漆を吸い続けます。
その特徴を利用して硬化時間を変え木に対する吸込み量を調整する事もできます。
良い漆は含浸力が強くその為非常に永い年月木質が保持できます。
しかし浸透力の強さと、成分の為ビニール樹脂系接着剤は硬化ごでも溶かしてしまう傾向があり漆塗装する場合は注意と技術が必要です。
ビニール手袋で国産漆の塗装作業などをすると、漆が浸透して作業が終わる頃、手は漆まみれです。
ウクレレを製作する場合の接着はエポキシ樹脂系接着剤やシアノアクリート系、膠(にかわ)・のり漆などが向いています。
ビニール系樹脂接着剤は手軽で接着力もあるのですが、やはり使用する材料との相性を考えて製作しなければなりません。
蛇足ながらこの度、時蔵工房、岡 英雄氏が鎌倉市より漆塗装優秀技術者として表彰されました。
卓越した技術と後進の育成に対する表彰です。
皆様の長い間の御支援のおかげです。
湘南クラフト&ミュージック・パホア、漆工房時蔵のみんなで日々精進していきたいと思っています。
ありがとうございましした。 |
漆塗加工料金 |
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ソプラノコンサート
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テナー
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摺漆仕上(下地加工有) |
¥31,500(税込)
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¥36,750(税込)
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木地呂溜塗磨仕上 |
¥37,800(税込)
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¥42,000(税込)
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片面
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両面
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板材漆塗木固加工(日本産入生漆使用)
400mm×300mmまで(厚さ3mm程度まで) |
¥4,150(税込)
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¥5,250(税込)
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板材漆塗木固加工(日本産入生漆使用)
600mm×300mmまで(厚さ3mm程度まで) |
¥4,200(税込)
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¥7,350(税込)
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※ギター等、その他の楽器についてはお問合せください。 |
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